英内務省、相反する回答を同時に選択可能なパブリックコメント募集を実施

2019年9月19日 18:01

印刷

記事提供元:スラド

 headless曰く、

 英内務省が英国時間17日23時45分(日本時間18日7時45分)まで実施したパブリックコメント募集の複数の設問で、相反する回答を同時に選択可能な状態になっていた(Registerパブリックコメント募集ページ)。

 パブリックコメントは銃器所持の許可証を発行する警察向けのガイドライン改定に関するもの。各変更点に合意するかどうかを5段階~6段階で尋ねる設問が4問あり、うち2問はラジオボタンが使われているのだが、あとの2問はなぜかチェックボックスが使われているため、合意と非合意を同時に選択可能だ。問題の設問は問6(許可証発行にあたって健康状態の確認が公共の安全を向上させるか)と問12(新ガイダンスのドラフトが許可証所持者の利益と公共の安全を維持する必要性のバランスをとったものになっているか)の2問。入力内容の確認も行われていないようで、複数の選択肢にチェックが入っていてもそのまま受け付けられる。また、すべての設問に未回答の状態でも受け付けられた。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | 英国 | 変なモノ | インターネット | idle | デベロッパー | 政府

 関連ストーリー:
JavaScriptで「(a ==1 && a== 2 && a==3)」の結果を真にする手法が議論される 2018年01月18日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事