法政大は延長戦で敗れる 大分はPK戦を制す サッカー天皇杯4回戦

2019年9月19日 17:13

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 18日、サッカーの天皇杯4回戦が各地で行われ、法政大学がアウェイでヴァンフォーレ甲府と対戦、延長戦の末、1-2で敗れた。今大会、旋風を起こしている法政大は、Jリーグ発足以降では、大学勢として天皇杯史上初となるベスト8進出は惜しくもならなかった。

 前半27分、甲府は山本英臣のロングボールに佐藤洸が反応して追い付くと、DF2人を引き付けながらゴール前に走り込んだ曽根田穣にパスする。曾根田は冷静にゴールに流し込んで先制。前半33分、法政大は紺野和也の右サイドからのクロスにファーサイドから飛び込んだ森俊貴がヘッドで合わせると、DFに当たってゴールインし同点に追い付く。

 延長前半3分、甲府は左サイドから前線に送られたFKを佐藤洸が受けると、PA左から宮崎純真に渡す。宮崎は切れ込んでから低いシュートを放つとゴール隅に吸い込まれ2-1と突き放す。法政大も同点とするチャンスは何度か掴むも、ゴールは遠くそのまま終了した。

 大分トリニータはアウェイでサンフレッチェ広島と対戦、PK戦を10-9で振り切って勝利した。前半34分、大分は伊藤涼太郎がDFを交わしながらのシュートで先制する。広島は後半35分、ハイネルが柴崎晃誠の浮き球のパスをオーバーヘッドキックすると、綺麗にゴールに刺さるスーパーゴールで追い付く。延長戦に突入するが無得点で終わり、PK戦もお互い譲らなかったが、広島10人目の柴崎がGKにセーブされると大分は10人全て成功して決着が付いた。

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