GlobalFoundries、TSMC製品の米独への輸入差止求めTSMCやAppleなど提訴

2019年8月29日 09:12

印刷

記事提供元:スラド

 headless曰く、

 GlobalFoundries(GF)は26日、同社の特許計16件をTSMCが侵害したとして、米国とドイツでそれぞれ複数の訴訟を提起した(プレスリリースメディア向けファクトシートPDF9to5Mac)。

 GFが侵害されたと主張する特許は半導体デバイスの構造に関するものなどで、米国の特許が13件、ドイツの特許が3件。訴状の提出先は米国際貿易委員会2件、米デラウェア地区連邦地裁6件、米テキサス西部地区連邦地裁13件、ドイツ・マンハイムとデュッセルドルフの地方裁判所各2件で、計25件となる。

 GFではTSMCの7nm/10nm/12nm/16nm/28nm技術で製造された半導体製品の米国およびドイツへの輸入差止を求めており、コンシューマー製品でTSMC製チップを使用するASUSやCisco、Google、Lenovo、TCLなどのほか、AppleやBroadcom、Mediatek、nVidia、Qualcommなど自社設計チップの製造をTSMCに委託する企業、電子部品の卸売り企業がTSMCとともに被告となっている。

 スラドのコメントを読む | YROセクション | ハードウェア | 法廷 | パテント

 関連ストーリー:
TSMCはHuaweiと取引継続 2019年05月28日
GlobalFoundries、7nmプロセスを中止へ 2018年08月30日
Samsung、7nmプロセスに向けたEUVリソグラフィ技術を開発 2017年06月13日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事