映画「007」最新作『NO TIME TO DIE』主演ダニエル・クレイグ、ラミ・マレックも参戦

2019年8月24日 18:09

印刷

記事提供元:ファッションプレス

 映画「007」シリーズ最新作となる『NO TIME TO DIE(原題)』が、2020年4月に公開される。

■映画「007」シリーズ最新作

 シリーズ第1作目『007/ドクター・ノオ』(63)のロケ地であるジャマイカで2019年4月25日(木)に行われた製作会見と共に、『007 スペクター』に続くシリーズ待望の最新作が始動した。

『カジノ・ロワイヤル』から数えて5回目のジェームズ・ボンド役を務める主演ダニエル・クレイグをはじめ、そのの脇を固める豪華出演キャストが発表された。

■レイフ・ファインズ、レア・セドゥら続投

 過去シリーズから続投となるのは、M役のレイフ・ファインズ、マネーペニー役のナオミ・ハリス、『スペクター』からの新ボンドガール、マドレーヌ・スワン役のレア・セドゥ、ビル・タナー役のロリー・キニア、Q役のベン・ウィショー、『慰めの報酬』からのカムバックとなるフェリックス・ライター役のジェフリー・ライト。

■新キャストにラミ・マレック

 また、新キャストとして、デ・アルマス、ダリ・ベンサーラ、デヴィッド・デンシック、ラッシャーナ・リンチ、ビリー・マグヌッセン、そしてラミ・マレックが出演。

残念ながら製作会見には参加が叶わなかったマレックは、ビデオメッセージで出演の喜びを語ると共に「MR.ボンド君。25作品目のミッションは決して簡単に乗り越えることはできないだろう...」と意味深なコメントを披露。歴史的なヒットを記録した主演映画『ボヘミアン・ラプソディ』で大ブレイクを果たしたマレックが、ボンドの前に立ちはだかる新たな悪役となるのか?気になるその役柄は、未だ明らかになっていない。

■日系アメリカ人キャリー・フクナガが監督に抜擢

 監督を降板したダニー・ボイルに代わってメガホンを取るのは、日系アメリカ人のキャリー・フクナガ。アフリカの内戦を題材に、悲惨な状況を生き延びる少年を描いた映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』(15)、エマ・ストーンとジョナ・ヒルが主演を務めたNetflixのダークコメディドラマ『マニアック』(18)などを手がけた同氏が、名だたる監督候補たちをおさえて新監督に抜擢された。

■物語は原点回帰か?007の聖地ジャマイカが舞台に

 製作は、これまで「007」シリーズを牽引してきたバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソンらが引き続き担当。

今回のストーリーは、現役を退きジャマイカで穏やかな生活を満喫していたボンドが、CIA出身の旧友フェリックス・ライターに助けを求められたことで平穏な生活を突如終え、やがて脅威をもたらす最新の技術を保有する黒幕に迫っていく、というものだ。

バーバラは「ジャマイカは、原作者であるイアン・フレミングが物語の執筆の拠点とし、“ジェームズ・ボンド”を生み出した場でもあるので、007にとっては聖地と言えます。記念すべき25作品目で、ここへ戻ってくることができて私たちは特別な想いです。前作で英国諜報員を卒業したボンドは、最新作ではここジャマイカの豪華なおうちでリラックスしているの。そこから物語がスタートしていくのよ」と、最新作のストーリーのヒントを明かしている。

■メイキング映像公開

 ジャマイカでのロケ撮影の様子を捕らえたメイキングシーンが公開された。キャリー・フクナガと親し気に談笑するダニエル・クレイグ、CIAエージェントのフェリックス・ライター役のジェフリー・ライト、ノミ役のラッシャーナ・リンチらの姿が収められている。また、前作で現役を退きジャマイカで穏やかな日々を過ごしていたはずのボンドが、諜報員として復活することを連想させるような、銃を片手にもつ姿も映し出されている。

 なお、チャールズ皇太子が撮影現場を訪れた、和やかなロイヤル訪問の模様も公開されている。

■あらすじ

 ボンドは現役を退き、ジャマイカで穏やかな日々を過ごしていた。しかし、それは長くは続かない。ある日、旧友でもあり、CIA エージェントのフェリックス・ライターは、誘拐された科学者を救い出してほしいとボンドのもとを訪ねる。その想像を超える過酷なミッションよって、ボンドは危険な最新技術を操る正体不明の敵へと導かれていくのであった...。

■作品情報

 『NO TIME TO DIE(原題)』
公開時期:2020年4月
出演:ダニエル・クレイグ、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ロリー・キニア、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、ジェフリー・ライト、アナ・デ・アルマス、ダリ・ベンサーラ、デヴィッド・デンシック、ラッシャーナ・リンチ、ビリー・マグヌッセン、ラミ・マレック
監督:キャリー・フクナガ
脚本:ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、スコット・バーンズ、キャリー・フクナガ、フィービー・ウォーラー=ブリッジ
製作:バーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン
配給:東宝東和

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

関連キーワード

関連記事