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食がテーマのブランチ横浜南部市場、横浜市金沢区で9月20日にオープン
ブランチ横浜南部市場のオープンイメージ(大和リース発表資料より)[写真拡大]
大和ハウスグループの大和リースは5日、横浜市金沢区鳥浜町の金沢シーサイドライン南部市場駅前に、複合商業施設のブランチ横浜南部市場を、9月20日にオープンさせることを明らかにした。2015年で中央卸売市場本場に統合された南部市場の賑わいエリアを再開発したもので、食のライブマーケットをコンセプトとする施設となる。
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ブランチ横浜南部市場は、約3万5,000平方メートルの敷地に建つ鉄骨2階建て延べ約2万1,000平方メートル。入居するテナントは公表されていないが、飲食を中心に物販、サービスなど多彩な店舗が出店する予定。食のライブマーケットをコンセプトに、発見と体感、発信をテーマに掲げている。駐車場は775台分を確保する見込み。
敷地内には、芝生敷きの海辺広場をはじめとする緑豊かな空間と、調理設備を備えた交流スペースを整備し、国内外からの来場者に対して神奈川県の食材PRや食文化の発信を進める。横浜南部市場の物流事業者らを講師に招いたイベントも開催し、地域と人を食でつなぐ場所とする。
横浜南部市場は1973年、横浜市南部と湘南、三浦半島方面の流通拠点となる横浜市中央卸売市場南部市場として開場した。1987年には近くの海から海水をくみ上げ、活魚に利用する海水供給施設を全国で初めて導入し、話題を集めた。
しかし、横浜市の中央卸売市場再編で2015年、本場に統合された。その後、本場の機能を補完する民営の横浜南部市場の物流エリア約12万2,000平方メートルと、公募で選ばれた事業者が賑わい拠点を整備する賑わいエリア約4万7,000平方メートルに分けて、整備を進めてきた。このうち、中央卸売市場時代の花き部は民営の花き地方卸売市場横浜南部として開場している。
大和リースは公募型プロポーザル方式の募集に応募して賑わいエリアの事業者に選定され、現地が40年以上にわたって生鮮食料品を提供してきた場所であることを生かした施設づくりに着手していた。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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