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ハワイの超大型光学望遠鏡TMT、2021年までの建設延期が決定
記事提供元:スラド
2013年、米ハワイ島で天体望遠鏡「TMT(Thirty Meter Telescope)」の建設が開始された。TMTはその名のとおり30mの口径を持ち、完成すれば世界最大の望遠鏡となるが、抗議活動を受けて工事がまたも延期になることが決まった(中日新聞、朝日新聞)。
建設予定地のマウナケア山はハワイ先住民の聖地であることや環境への影響の懸念から反対運動が起きている(過去記事)。これに対し2018年に米ハワイ州最高裁判所が建設認可は適切だったとの判断を下しており、建設再開も報じられていたが、結局抗議活動を受けて工事は2021年9月まで延期することとなった。
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