草間彌生のドキュメンタリー映画『KUSAMA: INFINITY(原題)』苦悩の人生と創作に迫る

2019年6月21日 12:29

印刷

記事提供元:ファッションプレス

 草間彌生のドキュメンタリー映画『KUSAMA: INFINITY(原題)』が、2019年11月下旬、全国の劇場で公開される。

■草間彌生の人生を紐解く

 『KUSAMA: INFINITY(原題)』は、日本を代表する前衛芸術家・草間彌生を追った、アメリカ制作のドキュメンタリー映画だ。60年以上にわたり独自の芸術を表現し続け、世界で最も有名な芸術家の1人となった彼女だが、その人生には数々の苦悩があった。

 第2次世界大戦下の日本で暮らした過去、芸術への情熱を理解されなかった家庭環境、芸術界における人種差別や性差別、自身の病...。そんな困難を乗り越えながら、絵画、彫刻、インスタレーション、パフォーマンスアート、詩や文学と様々な分野で輝かしい功績を残し、今もなお創作活動に全てを捧げている。

 このドキュメンタリーでは、世界中の人々に愛される彼女の作品が、どのような想いで、どのようにして制作されてきたのかを紐解いていく。幼少期からアメリカへ単身で渡るまで、そしてニューヨーク時代に苦悩しながら行った創作活動。当時それらの作品が国内外でどのように評価されたのか、知られざる過去を捉える。

■渋谷パルコ新ミニシアターのオープニング作品

 なお『KUSAMA: INFINITY(原題)』は、2019年11月下旬開業の渋谷パルコにオープンするミニシアター、「シネクイント 渋谷パルコ(CINE QUINTO SHIBUYA PARCO)」(仮称)のオープニング作品として上映される。

【詳細】
『KUSAMA: INFINITY(原題)』
公開時期:2019年11月下旬
監督:ヘザー・レンズ
出演:草間彌生ほか
2018年制作/製作国:アメリカ/本編尺77分/カラー

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

関連記事