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米中の注目経済指標:5月米消費者物価コア指数は2%台の上昇か
*14:46JST 米中の注目経済指標:5月米消費者物価コア指数は2%台の上昇か
6月10日−14日に発表予定の主要経済指標の見通しについては以下の通り。
■6月12日(水)午後9時30分発表予定
○(米)5月消費者物価コア指数-予想は前年比+2.1%
参考となる4月実績は前年比+2.1%。家賃、医療費、教育費などが上昇し、中古車や衣料品は下落した。5月については、家賃と医療費は上昇を続けるとみられているが、下落率がやや高い項目が複数あると予想されており、全体の物価上昇率は4月実績と同水準か、若干下回る可能性がある。
■6月14日(金)午前11時発表予定
○(中)5月小売売上高-予想は前年比+8.2%
4月実績は前年比+7.2%で市場予想を大幅に下回った。衣類販売が10年ぶりの減少。個人消費はやや低調だが、3月に増加した反動もあったようだ。5月については、伸び率は4月実績を上回るとみられているが、個人消費の急回復は期待できないこと、貿易摩擦の影響が懸念されていることから、前年比+7%台の伸びにとどまる可能性がある。
■6月14日(金)午後9時30分結果発表
○(米)5月小売売上高-予想は前月比+0.6%
4月は主要13項目のうち7項目で売上が減少した。3月が+1.7%の高い伸びを記録したため、反動が出たようだ。5月については4月に減少した反動で増加すると予想されるが、個人消費はやや伸び悩んでおり、わずかな伸びにとどまる可能性がある。
■6月14日(金)午後10時15分発表予定
○(米)5月鉱工業生産-予想は前月比+0.2%
参考となる4月実績は前月比−0.5%。製造業の減少が目立った。5月については、4月にさえない状態が続いているとみられている。ただし、鉱業は順調であることから、市場予想程度の増加となる可能性が高いとみられる。
○その他の主な経済指標の発表予定
・6月10日(月):(中):5月貿易収支、(日)1-3月期国内総生産改定値、(日)4月経常収支、(英)4月商品貿易収支、(英)4月鉱工業生産
・6月11日(火):(米)5月生産者物価指数
・6月12日(水):(日)4月機械受注、(中)5月消費者物価指数、(中)5月生産者物価指数
・6月13日(木):(欧)4月ユーロ圏鉱工業生産
・6月14日(金):(米)6月ミシガン大学消費者信頼感指数、(米)4月企業在庫《FA》
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