今週の主なスケジュール、SMBC日興証券(花田浩菜)

2019年6月3日 11:48

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記事提供元:フィスコ


*11:48JST 今週の主なスケジュール、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

6/3付の「DailyOutlook」では、今週のスケジュールについて考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『先週末31日の日経平均は3営業日続落。寄り前にトランプ米大統領がメキシコからの全輸入製品への追加関税発動を表明し、米国を巡る通商問題への懸念が意識された。31日の米国株式市場は対メキシコ関税発表を受けて反落。為替市場では1ドル=108円台前半と約4ヵ月半ぶりの水準まで円高ドル安が進行している。日本株市場では対メキシコ関税発動は米国市場に先行して織り込まれているものの、世界的な株安・金利低下や円高進行は投資家心理の一段の重石となろう。本日の日経平均は2月安値(ザラ場ベース)20,315円を試す売り優勢の展開が予想される』と伝えています。

続けて、足元では、米中通商摩擦の激化などを背景に米景気の先行き懸念が高まっていることを挙げ、『米長期金利は大きく低下し、株式市場では日経平均やNYダウが直近安値を割り込んだ。そうした中、今晩発表される米国の5月ISM製造業景況指数の注目度は高い。今回の結果は5月後半までのデータが含まれており、5月以降の米中対立の動きを反映した最新の米企業の景況感だ。市場では53.0と前月から小幅上昇が見込まれているものの(Bloomberg予想)、5月23日にIHSマークイットが公表した米5月製造業PMIは2009年9月以来の低水準に落ち込んでいる』と分析しています。

さらに、『今週、国内ではゲーム関連のイベントが予定されている。ゲーム関連銘柄の株価は、決算発表だけではなく、新作ソフトの出来具合や販売動向にも反応する。6月3日12時からは、スクエニHD(9684)がスマホ向け「ドラゴンクエスト」の新作発表会を開催する。5月27日の開催発表後、翌28日の株価は前日比7%高となり、その後4連騰している。このほか、6月5日22時から任天堂(7974)が「Pokémon Direct 2019.6.5」を放送し、19年冬に発売する新作タイトルの最新情報を公開する予定』とまとめています。

最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介しています。詳しくは6/3付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜《ST》

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