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10連休中、先週末までの海外市場等の動向、SMBC日興証券(花田浩菜)
*11:30JST 10連休中、先週末までの海外市場等の動向、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
5/7付の「DailyOutlook」では、連休中の海外市場等の動向について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『日本の連休中、先週末までの米国株式市場で、S&P500指数は過去最高値近辺での堅調な値動きとなった。5月3日に発表された米国の4月雇用統計では、非農業部門雇用者数(季節調整値)が市場予想値を上回った一方、平均時給の伸びは市場予想を下回った』と伝えています。
続けて、4月29日に発表された3月のコアPCE価格指数も市場予想を下回っていることを挙げ、『こうした雇用が好調な一方での低インフレ状況は株式市場にとって好材料といえる。あとは世界景気の持ち直し、中でも中国経済の回復が重要だが、4月30日に発表された中国の4月製造業PMIは、前月より0.4ポイント低い50.1と力強さに欠ける状況となっている。足元の経済統計はまだら模様ではあるが、中国景気は回復に向かうとみている』と分析しています。
さらに、『一方、5日のトランプ大統領のツィートの影響を受け、週明けの海外市場は波乱含みとなっており、本日10連休明けの日本株も短期的には中国関連銘柄を中心に下落する可能性がある。しかし世界景気敏感株といわれる日本株に関しては、今回のような事態を警戒していた分、年初来の戻り相場において米国株に対して出遅れていたと考えられ、調整したとしても軽微にとどまるのではないか』とまとめています。
最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介しています。詳しくは5/7付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜《ST》
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