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ラ・アトレは最高益を連続更新する見込みでPER割安顕著
■札幌の高齢者向け施設を取得し不動産管理事業を拡大
新築・再生不動産の販売や賃貸・証券化・ソリューションなどを行うラ・アトレ<8885>(JQG)は4月26日、光ハイツ・ヴェラス<2137>(札幌A)の運営する高齢者向け施設(住宅型有料老人ホーム)を完全子会社のラ・アトレレジデンシャルが同日付で取得完了と発表した。
取得した施設は、札幌市中央区にある土地および建物(土地:1,419.39平方メートル、建物:3,334.28平方メートル)で、取得日は4月26日。
同社は、不動産管理事業などのインカムゲイン型不動産事業と、新築分譲マンション事業などのキャピタルゲイン型不動事業などをバランス良く組み合わせることによって、無理のない安定的で持続的な企業成長を目指しており、高齢者住宅施設は、不動産管理事業の更なる拡大に寄与するものとして位置付けている。
高齢者住宅施設は、すでに2015年3月に名古屋市の「サービス付き高齢者向け住宅」2棟を取得して以降、16年2月に札幌市でデイサービス、訪問介護サービスなどを展開する「ツクイ札幌稲穂」の土地建物を取得し、同年3月には、さいたま市において住宅型有料老人ホーム「ラ・ヴィ南浦和2」を取得した。さらに17年6月には名古屋市で緩和ケア・在宅ホスピスに特化した高齢者住宅施設を取得した。高齢者住宅施設の分野で、稼働率の高い優良な不動産の取得を進めている。
業績は拡大を続けており、18年12月期は、連結経常利益が9.40億円(前期比53.5%の増加)となり、2期連続で過去最高を更新した。20年12月期に向けても創業30周年の準備年として経常利益の連続最高更新を計画している。今期・19年12月期の連結経常利益は17.0%増の11.0億円を想定し、純利益は同22.2%増の7.63億円、1株利益は144円65銭を想定する。
700円前後の株価はPER5倍未満になり、最高益を連続更新する銘柄としては割安さが強いといえる。18年12月以降の出直り基調が足元は一服商状だが、出直ってきた結果、テクニカル的には主な移動平均を順に上抜いてきており、上値を追いやすくなってきたとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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