自動運転の為のチップを作るのはテスラとNVIDIAか

2019年5月3日 23:31

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記事提供元:スラド

maia 曰く、 テスラは4月22日に開催した「Tesla Autonomy Investor Day」において、テスラ車全モデルに自社開発の自動運転用チップ搭載を始めたと発表した(TechCrunch Japanの記事PC Watchの記事EENewsの記事)。

シングルチップでは36 TOPS (trillion operations per second)、これを2基使って 72 TOPSのシステム。これを二重化して144 TOPSとなる。また次世代チップの設計も半分くらい終えたという。

テスラは自社チップをNVIDIAのXavierチップと比較していたが、NVIDIAのブログによれば比較すべきNVIDIAのシステムはNVIDIA DRIVE AGX Pegasus (320 TOPS)だという(CNET Japanの記事)。Xavierは30 TOPSだが、NVIDIA DRIVE AGX PegasusではXavierを2基、GPUを2基組み合わせて160 TOPSを実現し、システムを二重化して320 TOPSとなる。また次世代チップOrinも開発中だ。

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