NY株式:NYダウ162ドル安、利下げ期待は後退

2019年5月2日 06:05

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記事提供元:フィスコ


*06:05JST NY株式:NYダウ162ドル安、利下げ期待は後退
1日の米国株式相場は下落。ダウ平均は162.77ドル安の26430.14、ナスダックは45.75ポイント安の8049.64で取引を終了した。携帯端末のアップル(AAPL)の決算が好感され、買いが先行。しかし、FOMC結果を見極めたいとの思惑から上値は限られた。FOMCでは、大方の予想通り政策金利は据え置かれた。インフレ圧力は弱まっているものの、経済活動は着実に成長しているとの認識が示された。FOMCの発表後に上昇する場面もあったが、パウエルFRB議長が会見でインフレ圧力の弱まりは一時的との見解を示すと、利下げへの期待が後退し、引けにかけて下落する展開となった。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や消費者・サービスが上昇する一方でエネルギーや素材が下落した。

アルコール飲料のモルソン・クアーズ(TAP)は、決算内容が予想を下振れ、下落。原油相場の下落で、エネルギー会社のチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が軟調推移。ファストフードのヤム・ブランズ(YUM)は、決算内容が嫌気され、下落。一方で、アップルは、決算内容が予想を上振れたほか、中国市場の先行きに楽観的な見方が強まり、上昇。薬剤給付管理会社のCVSヘルス(CVS)、クルーズ客船運航のロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCL)、ホテル運営のヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス(HLT)は、決算内容が好感され、堅調推移となった。

マーケット終了後に半導体のクアルコム(QCOM)が発表した1-3月期決算は、売上高、一株利益ともに予想を上振れたものの、利益見通しが下振れ、時間外取引で下落して推移している。《FA》

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