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中国、新ビデオゲーム規則で「血」「死体」「麻雀」など禁止へ
中国はゲームに対する規制を強化しており、現在中国ではゲームをリリースする際に当局の審査をクリアする必要があるが(過去記事)、最近この審査プロセスや規制内容の変更および明文化が行われたという(Engadget日本版、日経新聞、Game*Spark)。
これを伝えるniko partnersの記事によると、新規制には以下の項目が含まれているという。
コンテンツの審査を行うためのインラインゲーム論理委員会の設置
新規タイトルに対する許認可プロセスの最下位
審査を受け付ける年間のゲームタイトル数に上限を設定
「中毒防止システム」の研究と実装
WeChatのようなプラットフォーム上でプレイできるミニゲームやHTML5ベースのゲームといったダウンロード無しにプレイできるゲームも許認可の対象に
ゲームパブリッシャへの自主規制の要請
伝統文化や歴史的に正しいコンテンツの推進 また、麻雀やポーカーなどを含むギャンブル系のゲームと、死体や血だまりが出るゲームは全面的に禁止されるとのこと。血の色を緑色にする、といった回避策も認められないという。また、「低品質なコピーゲーム」「不道徳・わいせつなコンテンツ」もNGだそうだ。
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