本日から新年度入り、注目テーマは“働き方改革”、SMBC日興証券(花田浩菜)

2019年4月1日 12:09

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記事提供元:フィスコ


*12:09JST 本日から新年度入り、注目テーマは“働き方改革”、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

4/1付の「DailyOutlook」では、働き方改革について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『米国債券市場で長短金利差が逆転する“逆イールド”が発生し景気減速が意識されたことなどで、先週の日本株市場は週間で3週ぶりに下落となった。しかし、FRB(連邦準備制度理事会)の金融引き締めに消極的な姿勢や中国の景気支援策を考慮すると、景気認識を過度に悲観的に捉える必要はあるまい。また、過去の動きを振り返ると、逆イールド局面で株価は上昇基調となっている』と伝えています。

続けて、本日から新年度入りすることを挙げ、『4月は東証1部の売買シェアで約7割を占める海外投資家の買い越し金額が年間で最も膨らむ傾向があり、株式市場にも前向きな気持ちが醸成される可能性がある。そこで、改めて注目できる投資テーマとして、“働き方改革”を挙げる。4月より働き方改革関連法が順次実施され、職場環境に変革が迫られる。生産性向上、人材教育、余暇を楽しむといった世の中の変化を巧みに捉える企業はその恩恵を享受しよう。主な関連銘柄としてラクトJPN(3139)、オービック(4684)、リクルートHD(6098)、リログループ(8876)、阪急阪神(9042)などが挙げられる』と分析しています。

さらに、『今週のスケジュール面では、日銀短観で企業の設備投資計画、為替前提が注目されるほか、新元号が発表予定となっている。海外では、雇用統計など米国の経済統計の発表が相次ぐ』とまとめています。

最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介しています。詳しくは4/1付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜《ST》

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