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欧米の注目経済指標:2月米小売売上高は増加予想
*14:45JST 欧米の注目経済指標:2月米小売売上高は増加予想
4月1日−5日週に発表予定の主要経済指標の見通しについては以下の通り。
■1日(月)午後9時30分発表予定
○(米)2月小売売上高-予想は前月比+0.3%
参考となる1月実績は前月比+0.2%で市場予想をやや上回った。自動車・関連部品を除いた売上高は同比+0.9%。オンライン・ストアなどの無店舗小売りは+2.6%。2月については自動車・関連部品売上高の反動増が予想されることや、無店舗小売りは順調であるとみられており、売上高の伸びは1月実績をやや上回る可能性がある。
■2日(火)午後9時30分発表予定
○(米)2月耐久財受注-予想は前月比−1.2%
参考となる1月実績は前月比+0.4%。民間航空機・同部品が前月比+15.9%と大幅に増加したことが要因。輸送関連を除く新規受注額は前月比−0.1%。2月については、民間航空機・同部品の受注額は大幅に減少すると予想されており、全体の受注額は減少する見込み。なお、1月の航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注額は前月比+0.8%。2月については若干減少する見込み。
■3日(水)午後6時発表予定
○(欧)2月ユーロ圏小売売上高-予想は前月比+0.1%
参考となる1月実績は前月比+1.3%。2月については反動減となる可能性があるものの、ドイツ、フランスの個人消費がやや持ち直していることから、前月比でプラスとなる可能性は残されており、市場予想は妥当な水準か。
■5日(金)午後9時30分発表予定
○(米)3月雇用統計-予想は非農業部門雇用者数は前月比+17.5万人、失業率は3.8%
参考となる2月実績は、非農業部門雇用者数が前月比+2万人にとどまったが、平均時給の伸びは1月実績を上回った。3月については、新規失業保険申請件数の推移を参考にすると15−18万人程度の雇用増となる可能性があり、市場予想は妥当な水準か。平均時給の伸び率は2月実績と同水準になると予想される。
○その他の主な経済指標の発表予定
・1日(月):(日)日銀短観1−3月期調査、(中)3月財新1月製造業PMI、(欧)2月ユーロ圏失業率、(欧)3月ユーロ圏消費者物価指数、(米)3月ISM製造業景況指数
・3日(水):(中)3月財新サービス業PMI、(米)3月ADP雇用統計、(米)3月ISM非製造業景況指数
・5日(金):(日)2月景気先行指数速報値《FA》
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