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洋画の「音楽もの」人気、50~60代の女性が押し上げ 友人と鑑賞
50~60代の女性が押し上げる「音楽もの(洋画)」の人気(画像: ジェムパートナーズ発表資料より)[写真拡大]
ジェムパートナーズは27日、「映画鑑賞者に関する調査結果」を公開した。それによると、「音楽もの」洋画の人気を押し上げているのは50~60代の女性だという。
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調査は、インターネットを通して1月12日~13日に行われ、全国に住む15~69歳の男女9,475人から回答を得た。うち映画劇場鑑賞者は3,893人分となる。
■ 50代女性からの支持が急増した「音楽もの」
洋画のジャンル別に嗜好を聞き、「とても好き」と答えた人の割合を見ると、今回の調査(2018年データ)では「アクション」25.3%、「ファンタジー」21.7%、「コメディ」18.5%、「アドベンチャー」19.2%、「音楽もの」11.7%。2017年データと比較すると、「アクション」そして「音楽もの」の伸び幅が大きいと分かった。
2018年は、「ジュラシックワールド/炎の王国」などのアクション要素を含んだヒット作、そして「ボヘミアン・ラプソディ」といった音楽ものがヒット。「ボヘミアン・ラプソディ」は2018年11月に公開された映画だが、今も話題となるほどその影響は強い。
ユニバーサルミュージックの発表によれば、世界中で日本のみ、4月17日「クイーンの日」に、廃盤となっていた作品も含むクイーンのCD4タイトル、DVD5タイトル計9作品が再発されるという。
このように「音楽もの」がヒットしている現在だが、調査によると、「音楽もの」について「とても好き」「好き」と回答した割合が多いのは、50~60代の女性だったという。特に50代女性においては、2017年と比べて2倍ほどに伸長したことが分かっている。
こうした「音楽もの」を好む人は、どのようなかたちで映画館に向かうのか。全体と比較すると、「友人と2人」「友人と3人以上のグループ」が多い。「音楽もの」は映画ではあるが、「音楽」への比重がより高いジャンル。それもあり、友人と映画そして音楽の楽しみを共有するため、「2人以上」と複数名で鑑賞していると考えられる。また「音楽もの」を「とても好き」と答えた人たちは、音響にこだわる上映方式に関心を寄せていた。(記事:楽趣みくす・記事一覧を見る)
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