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上野マルイ、レストランの混雑状況をリアルタイムで配信へ
丸井グループは、バカンが提供する空間情報プラットフォーム「VACAN」を用いて、各レストランの空席状況をデジタルサイネージやWebサイトで配信するサービスを、21日より上野マルイでスタートする。各レストランに設置したカメラの画像をもとに、「VACAN」に搭載したAIエンジンが解析して配信するもの。レストランの混雑状況をリアルタイムで確認できるため、混雑による長い待ち時間や入店できないといった状況が減少し、利便性の向上が期待される。
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上野マルイはこれまで、レストラン街に直接行かないと混雑状況や空席状況が分からなかった。このため混雑時には、レストランの前で長時間の待機が必要であったり、時には入店を断念しなければならないような状況があった。これは顧客にとっては不満の要素になりやすい。
これらの課題を解決するため、今回、丸井グループが上野マルイに導入したのが空間情報プラットフォーム「VACAN」だ。各レストランの天井に小型カメラを設置し、テーブルや行列の状況を映像に映し出す。この画像をもとに「VACAN」に搭載されているAIが混雑状況を解析して判断し、「空席情報」として即時に配信する。館内のデジタルサイネージに一覧で表示するとともに、専用のWebサイトを通じて自宅やスマホでも確認できる。これによりレストランフロアに行かなくとも、各レストランの状況が分かるため、「レストランに行ったけど入店できなかった」といった不満解消が期待される。
上野マルイのデジタルサイネージの設置は、丸井グループで館内空間プロデュースを担当する広告事業会社エムクリエイツが行う。丸井グループは、今後は空席情報のみならず、エムクリエイツが運営するテナント投稿システムと連携して、館内のテナント情報やイベント情報なども即時配信する予定だ。(記事:まなたけ・記事一覧を見る)
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