関連記事
アウディ、8世代目となる新型「Audi A6」発売
新型「Audi A6 Sedan」「Audi A6 Avant」を発売。Audi A6 55 TFSI quattro S lineが1006.0万円だが、デビューを記念した限定車を920.0万円で用意する[写真拡大]
アウディ・ジャパンは、8代目となる新型「Audi A6 Sedan」および新型「Audi A6 Avant」を発表した。Audi A6は、1968年の初代「アウディ100」以来、50年以上にわたって市場を牽引してきた同社のアッパーミドルセダンだ。3月20日より全国のアウディ正規ディーラーで発売する。
【こちらも】アウディ、拡大する電動車とPHVラインアップを紹介 ジュネーブショーで
新型 Audi A6のエクステリアは、張りのある面、シャープなエッジ、そして印象的なラインなどにより、洗練されたキャラクターを表現。長いボンネットとロングホイールベース、短いオーバーハングによって、バランスの取れたフォルムとなった。ホイール上のパワフルな膨らみ、クワトロブリスターは、このクルマがquattroの遺伝子を受け継ぐクルマであることを示す。Audi A6は、ドイツ・ネッカーズルム工場で生産される。
新型 Audi A6のヘッドライトには、2種類のバージョンを用意した。上位バージョンであるHDマトリクスLEDヘッドライトでは、5本の水平ラインがデイタイムランニングライトのシグネチャーを形成し、フロントエンドのワイド感を強調している。その上部には、瞳のように見えるロービームモジュールが組み込まれる。
LEDリヤコンビネーションライトは、1本の水平ラインと9つの短いラインから構成され、その桟の間にはブレーキライトが組み込まれた。
ドアを開錠または施錠すると、カミングホーム&リービングホーム機能によってライトが脈動するように点滅する。
ブラックパネルデザインを採用したインテリアは、流れるような造形のインストルメントパネルと、左右に連続した水平のラインが、広々とした感覚を創出。センターコンソールにはMMIタッチレスポンスの大型ディスプレイが、ドライバーに向くような角度で設置された。このディスプレイは、イグニッションOFFでは、まるでディスプレイが存在しないように見える。
搭載する3リッター V型6気筒TFSIエンジンの最高出力は250kW(340hp)、最大トルクは500Nmだ。0~100km/h加速を5.1秒(欧州発表値)でこなし、最高速度は250km/h(電子制御リミッター作動)に達する。48V駆動のマイルドハイブリッドシステム(MHEV)は、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)とリチウムイオン電池から構成されている。トランスミッションは7速Sトロニックを使用し、駆動方式は、もちろんquattroシステムである。
252ps/370Nmの2リッター直列4気筒 TFSIや、207ps/400Nmの2リッター直列4気筒TDIを搭載するモデルは、今後ラインナップに加わる予定だ。
新型は、先代モデルよりもスポーティなハンドリングとなった。標準のプログレッシブステアリングは、ステアリングを切るにつれてさらにダイレクトなレシオに変化する。ダイナミック・オールステアリングホイール(4輪操舵)は、およそ60km/h以下の低速域では逆位相に最大5度、60km/h以上では同位相に最大1.5度後輪をステアする。
ドライバーアシスタンスシステムも充実している。走行車線内を維持するためにステアリング操作に穏やかに介入するアクティブレーンアシストやトラフィックジャムアシストを含むアダプティブドライブアシスト。見通しの悪い交差点などで動作するフロントクロストラフィックアシストや、全方位からの事故を予防し、被害軽減を図るプレセンス360を装備する。
新型A6の価格は、Audi A6 55 TFSI quattro S lineで1006.0万円だが、導入を記念した期間限定車として、装備バランスを検討し価格を920.0万円としたAudi A6 55 TFSI quattro debut packageを用意した。(編集担当:吉田恒)
■関連記事
・アウディ、ミッドサイズSUVの電気自動車「Audi Q4 e-tron concept」を公開
・アウディ、ジュネーブショーで、拡大する電動車とPHVのラインアップを紹介
・アウディ電動SUV「Audi e-tron」、スキーダウンヒルコースの急斜面で登坂実験に成功
・フォーミュラE、第4戦メキシコ。勝敗の分かれ目はエネルギー効率“電費”にあり
・フォーミュラE第3戦、気温37℃の過酷なレースを勝利したのはAudi e-tron FE05
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク