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2月の景況感は3カ月連続で下落 帝国データバンク調査
帝国データバンクの発表によると、中国向け輸出の減速やコストの上昇などにより、景気動向指数が3カ月連続で下落したことが分かった。
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■3カ月連続でマイナスに
5日、帝国データバンクが2月の景気動向調査の結果を発表した。2月の景気DI(動向指数)は47.2で、1月の48.1から0.9ポイントの下落となり、2018年11月の49.5から3カ月連続でマイナスとなった。3カ月連続でマイナスとなるのは、2017年3月の50.4から4月:49.8、5月:49.4、6月:49.0となって以来。
プラス要因として中国の春節にともなう訪日外国人観光客数をあげたものの、マイナス要因では中国向け輸出の減速、自動車業界の低迷、人手不足の深刻化、原材料価格や運送費の上昇をあげている。
■製造、小売、サービスに不振目立つ
業界別のDIでは、その他業界のみが48.3と1月から4.2ポイント増。下落した9業界で特に下げ幅の大きかった分野では、製造の「鉄鋼・非鉄・鉱業」(2月DI:48.0、1月比2.4ポイント減、以下同じ)や「精密機器、医療機械・器具製造」(48.6、2.7ポイント減)、小売の「医薬品・日用雑貨品小売」(39.7、5.1ポイント減)や「家具類小売」(33.3、5.6ポイント減)、サービスの「電気通信」(57.6、2.4ポイント減)や「リース・賃貸」(52.0、3.0ポイント減)、「人材派遣・紹介」(54.6、2.6ポイント減)などがある。
■北海道と四国のみがプラス
地域別で1月からプラスだったのは、北海道(2月DI:44.4、1月比0.5ポイント増、以下同じ)と四国(47.6、0.8ポイント増)のみ。他は、東北(43.1、1.3ポイント減)、北関東(44.8、1.0ポイント減)、南関東(48.1、0.9ポイント減)、北陸(46.3、1.4ポイント減)、東海(48.6、1.5ポイント減)、近畿(47.6、0.8ポイント減)、中国(47.2、0.5ポイント減)、九州(48.5、1.2ポイント減)と軒並み下落した。(記事:県田勢・記事一覧を見る)
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