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ルメール、2019-20年秋冬コレクション オーセンティックに個性を宿すには
記事提供元:ファッションプレス
ルメール(LEMAIRE)の2019-20年秋冬コレクションが、フランス・パリで2019年2月27日(水)に発表された。
■セットアップをユニフォーム化
今季のルメールは、トップ、ボトムスをワントーンでまとめてセットアップ風に着こなすのが気分だ。ニットとスカート、ボタンダウンシャツとパンツ、トップス+スカート&レギンスなど、どんな組み合わせも同じトーンでまとめることで統一感を作り出している。
また、レングスはロングが基本で、スッと長いシルエットを作っているのも特徴である。スカート、パンツのボトムス群はどれもおへそ上までのハイウエストタイプで、ロングシルエットを強調させている。
■ディテールアレンジで個性をプラス
華やかなデコレーションや個性のあるパターンなど、際立った装飾性は見られないが、襟、ショルダーなどのディテールをアレンジすることで遊び心を加えている。
ウールのロングコートは、襟をデフォルメさせて前下がりの大きな襟に整え、ショート丈のジャケットは、肩周りを膨らませて変形型のパフスリーブを作り出している。また、スカートとレイヤードさせたタイトパンツに至っては、膝下をランダムに膨らませてデコボコとしたユニークなラインに仕上げている。再構築して作り出したピースも見られ、トレンチの変形型ポンチョや、ベストを昇華させて作り上げたジャケットなども登場した。
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