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西野七瀬卒業記念展「ななのこと」
乃木坂46のバースデーライブとそれに続く西野七瀬卒業コンサートの模様は、各種メディアにも取り上げられ、本誌でも初日のグッズ販売の騒動を紹介した。そして今回は、2月23日と24日に、ライブの行わた京セラドームのすぐ近くで開催されていた、西野七瀬卒業記念イラスト企画展『ななのこと』について紹介しておきたい。
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これまで、伊藤万理華の『脳外博覧会』、生駒里奈の『まんなか』など、ファン有志によるメンバー毎の企画展を伝えてきているが、今回の『ななのこと』も、ファンのメンバーへの想いがつまった、そしてファン同士の距離も縮める暖かい雰囲気で、参加者、来場者双方が充実感溢れる時間を過ごせたことを報告している。
なかでも今回は、ライブの行われている場所から近く、また開催会場の規模もそう大きくはないため、混雑・混乱も予想されたが、来場者のマナーも主催者の誘導・対策もベストで、落ち着いて西野七瀬の乃木坂時代の思い出に浸ることができたと涙を流している観客もいたようだ。
最近は、乃木坂のグッズ列での暴力事件といい、NGTのメンバー襲撃事件といい、ファンとアイドルの距離感をはき違えた者たちによる残念な事件が頻発しているアイドル業界ではあるが、このようにメンバーの存在を自分の仕事や趣味へのエネルギーに変え、自らのクリエイティビティに活かすという、本当のファンの存在が、メンバーに与える影響はものすごく大きい。
こういう企画展にメンバーがくることはないが、生駒里奈などはインスタグラムで、自身の企画展について言及し、感謝の言葉を伝えていたりする。大げさにリアクションすることはなくても、この手の企画展が行われていることは必ずメンバーには伝わっているし、彼女たちの背中を押す勇気を与えているのだ。
何もイラストだけではない。
推しメンに綴った文章を書く人も、音楽を作る人も、ダンスを踊る人も、メンバーに感謝を伝え、エールを贈る方法はいくらでもある。
是非、多くのファンが、本当に自分のできる範囲で推しメンにしてあげられることを考えてみて欲しい。(記事:潜水亭沈没・記事一覧を見る)
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