関連記事
夜型の人は8時から20時までの時間帯で脳の集中力を司る領域の活動が少ない
記事提供元:スラド
朝早くから精力的に活動できる「朝型」の人間と、そうではない「夜型」の人間が存在し、それらは遺伝子に関連しているのではないかという研究結果がすでに発表されているが、朝型の人間と夜型の人間の脳をスキャンしてその働きを比較したところ、夜型の人間は8時から20時までの時間帯では集中力を司る領域の活動が少なくなる傾向があることが分かったそうだ(BBC)。
実験では、朝早い時間にテストを行った場合、朝型の人は夜型の人よりも成績が格段に上だったという。また、夜型の人は20時台が最も眠気が少なく反応も早かったという。ただ、この時間に行ったテストの成績で見た場合、朝型の人と比べて顕著な差が出るというわけではなかったという。
また、こういった結果から「朝早くから夕方にかけて仕事をする」ことが夜型の人にとって適切なのかという疑問も提示されている。なお、「人類の40~50%は遅い時間に寝て午前8時20分以降に起きるのを好んでいる」そうだ。
スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス
関連ストーリー:
朝型/夜型生活に関連するとみられる新たな遺伝子327個が見つかる 2019年02月04日
夜型人間は死亡リスクが高い、無理して朝型の生活をすることによる負担が原因? 2018年04月17日
朝型の人と夜型の人、違いの原因は遺伝子? 2016年02月09日
「朝型人間」は夜になるとより不誠実になる、という研究結果 2014年08月01日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
関連キーワード