スバル・レヴォーグ2.0ターボ、欧州市場に投入 SGP採用前の最後のモデル

2019年2月19日 20:14

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(画像: SUBARUの発表資料より)

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 スバル欧州は、「スバル・レヴォーグ(Subaru Levorg)」2.0リットル車を欧州市場に投入すると発表した。「ジュネーブモーターショー2019」が3月にスイス・ジュネーブで開催されるが、その時公表されるようだ。レヴォーグは2015年から輸出されるようになったが、直噴水平対向4気筒1.6Lガソリンターボエンジン(170ps)のみで販売が続けられてきていた。国内仕様には、直噴水平対向4気筒2.0Lガソリンターボエンジン(300ps)があったが、これを欧州にも投入するようだ。

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 スバル・レヴォーグは、次世代プラットフォームであるSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)を採用しておらず、フルモデルチェンジの際には、当然変えてくるものと思われる。既にモデル末期となってきており、欧州市場のテコ入れ策であろう。2.0Lモデルは、300psを発揮するため、日本国内の交通事情では、その実力を発揮できないと感じていた。欧州市場に投入されてこなかったことのほうが不思議で、欧州の交通事情でなら「水を得た魚」になりえる実力だ。

 あの実力なら、200km/hの巡行も楽にこなせるはずだ。旧プラットフォームであることの弱点を感じることは難しいが、モデルチェンジ後SGPに置き換わったとしたら、どの様な性能を見せるのか大変興味がわく車だ。スバルは、2016年カーオブザイヤーとなった新型インプレッサでSGPを採用して、そのハンドリングはとても200万円前後車とは思えない、見事な性能を見せている。

 その後、XV、フォレスターのプラットフォームはSGPへ移行され、それぞれ見事なハンドリングを見せている。モデル末期となっても魅力的なスバル・レヴォーグだが、モデルチェンジしてプラットフォームが共通化されると、次は、生産体制で「スイング生産」の効率を発揮するべきこととなる。今後、EV化への流れが続くため、トヨタHVシステムを取り入れたPHEVとなって行くことが見えている。シンメトリカルAWDを採用しているスバルのハンドリングはかなりのレベルにあり、ユーザーとしては新モデルに期待が集まるが、製造業としては、混流生産、スイング生産、順序生産などのためのサプライチェーン確保の動きなど、スバルにとって苦しい場面が続くであろう。(記事:kenzoogata・記事一覧を見る

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