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Firefox 66、音が出る状態でのメディア自動再生をブロック
headless曰く、 Mozillaは4日、Firefox 66以降ではデフォルトで音が出る状態でのメディア自動再生をブロックする計画を明らかにした(Mozilla Hacks、The Verge、SlashGear)。
音が出る状態でのオーディオまたはビデオをHTMLMediaElement API経由で再生する場合、ユーザーがWebページ上をクリック/タッチした場合やキーを押した場合にのみ許可される。ただし、HTMLMediaElementの「muted」属性に「true」がセットされている場合は自動再生も可能だという。一方、ユーザーはWebサイトごとに自動再生を許可することが可能となるほか、ユーザーがカメラ/マイクの使用を許可したWebサイトでも音声の出る状態での自動再生が許可されるため、WebRTCはこれまで通り動作するとのこと。
Web開発者に対しては、HTMLMediaElement.play()が常に成功すると仮定せず、拒否された場合の処理を追加することが推奨されている。再生がブロックされることを確実に避けるには、再生はclickイベントなどのイベントハンドラー内で実行すべきとのこと。ビデオを自動再生したい場合、ミュートした状態で再生を開始し、ユーザーがミュートを解除できるようにする方法も提示されている。
Firefox 66は3月19日の一般リリースが予定されている。Android版では既に自動再生ブロック機能が搭載されているが、動作がデスクトップ版と同じになるよう変更される。このほか実装時期は未定だが、2019年中にはWeb Audio APIを使用するコンテンツについても自動再生をブロックする計画とのことだ。
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