日本は準優勝、カタールに1-3で敗退、サッカーアジアカップ決勝

2019年2月2日 15:55

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 1日、UAE・アブダビ・ザイードスポーツシティスタジアムで行われたサッカーアジアカップ決勝戦で日本はカタールと対戦、1-3で敗れ準優勝に終わった。カタールは7試合で19得点1失点の堂々たるアジアカップ初優勝を成し遂げた。一方、森保ジャパンは12戦目にして初の敗戦となった。

 前半12分、カタールはアクラム・アフィフの左サイドからのクロスをアルモエズ・アリがゴールを背にして空中でトラップする。そのまま3タッチ目をオーバーヘッドシュートにすると、ゴールポストに当てながらゴールインするスーパーゴールで先制する。前半27分、カタールはアフィフからのパスを受けたアブデルアジズ・ハティムがDFをかわしミドルシュートを放つと、ゴール隅に吸い込まれ追加点となる。前半の内に1点を返したい日本は、カタールの出足の良さもありパスが繋がり切れず惜しい場面を作るに留まる。

 後半は開始直後から一転して日本のペースとなる。後半17分、原口元気に代えて武藤嘉紀を投入する。後半24分、日本は塩谷司のPA手前からの縦パスを大迫勇也がゴール前に落とすと、これに反応して飛び出した南野拓実がGKの頭上を浮かすシュートで1点を返す。

 後半37分、カタールはCKをヘッドで合わせたボールが吉田麻也の手に当たり、VARの結果、PKを得るとこれをアフィフが決め3-1と突き放す。後半38分、塩谷に代えて伊東純也、後半42分、南野に代えて乾貴士を投入する。日本は最後まで攻め込みながらも、カタールの粘り強い守備を崩し切れず、そのまま終了した。

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