青森山田が逆転で優勝、全国高校サッカー選手権

2019年1月14日 16:56

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 14日、埼玉スタジアムで行われた第97回全国高校サッカー選手権の決勝で青森山田が流通経済大柏に3-1で逆転勝利し、2大会ぶり2度目の優勝を果たした。青森山田は先制されるも、今大会で見せつけて来た得点力により前半の内に同点に追い付くと、後半に逆転、終了間際に決定的な追加点を奪っての優勝だった。流通経済大柏は2大会連続準優勝に終わった。

 前半9分、青森山田はバスケス・バイロンのドリブルからPA内で連続シュートを放つも、流通経済大柏は身体を投げ出して防ぐ。前半32分、流通経済大柏はCKを関川郁万がヘッドで合わせ先制。前半40分、青森山田は檀崎竜孔が右サイドを切り崩した佐々木銀士からのクロスを押し込んで同点に追い付く。

 後半は勝ち越しを狙って両チームとも攻撃を繰り返す激しい展開となる。後半18分、青森山田は右サイドをバイロンがドリブルからの切り替えしでDF2人を一気にかわし、低いクロスを上げる。するとボールはDFの間を綺麗に抜け、これを再び檀崎がシュートすると左ポストに当てながらゴールインし逆転に成功する。後半43分、ロングパスに抜け出した小松慧がドリブルから冷静にゴールに流し込んで3-1と突き放し、そのまま試合は終了した。

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