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すかいらーく、12月既存店は5カ月連続プラス 今期累計も前期上回る
すかいらーくホールディングスが2018年12月の売上を発表し、既存店・全店とも前年比プラスになると同時に、今期累計も前期を上回って順調な結果となったことが分かった。
【前月は】すかいらーく、11月既存店売上は4カ月連続プラス ガスト「さば味噌ドリア」効果も
■12月は既存店・全店ともに前期比プラス
7日、すかいらーくホールディングスが今期最終月となる2018年12月度のIRレポートを発表した。前年同月比で、既存店売上高が0.7%増、客数が1.9%増、客単価が1.1%減、全店売上高が3.1%増だった。既存店の客単価は3カ月連続で前年比割れとなったものの、堅調な客数に支えられて既存店売上高は5カ月連続で前年比プラスとなっている。その他、デリバリー売上は前年同月比9%増、テイクアウトは16%増だった。
■夢庵と藍屋の宴会売上が好調
前年12月と比較して祝日が1日多かったことがプラス要因となった他、8月から実施している「デジタルマーケティングへのシフト」促進により、多様な媒体での販促活動を強化したことで、客数増加につながったという。また、ガストやバーミヤンのフェアに加え、夢庵で開催したフェアでも販売が好調に推移し、夢庵と藍屋の宴会売上も前年を上回ったという。
■今期期累計は客数・客単価ともに前期比プラス
今期(2018年12月期)累計では、前期比で既存店売上高が0.4%増、客数が0.0%増、客単価が0.4%増、全店売上高が3.5%増だった。なお、前期の既存店売上高は0.0%増、全店売上高は1.6%増だったので、どちらも上回っている。
10月から12月まで3カ月連続で前期比割れとなった客単価だが、1月の1.7%増、2月の1.5%増など好調だった前半の貯金が残った格好。一方で、1月に3.7%減、2月に2.3%減と前半不振だった客数は、9月の2.1%増、10月の2.3%増など後半の追い上げでトントンにまで持ち込んでいる。また、店舗数はガストの1,367店、バーミヤンの333店など合計で3,200店となり、前期末の3,144店から56店舗増加している。(記事:県田勢・記事一覧を見る)
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