関連記事
ARM、SMT対応CPUを発表
記事提供元:スラド
ARMが同時マルチスレッディング(Simultaneous Multithreading、SMT)対応のCPU「Cortex-A65AE」を発表した(PC Watch、ARMの発表)。自動運転車での利用などが想定されているようだ。
Cortex-A65AEのSMTはIntelの「Hyper-Threading」に似た機能で、アウトオブオーダー実行パイプラインを使って、1サイクルで2つのスレッドを同時実行できる。ARMプロセッサがSMTに対応するのはこれが初めてだという。
さらに、各コアに割り当てる処理をコントロールする「Split-Lock」という機能も備えるとのこと。各コアに対しそれぞれ異なる処理を実行させることで性能を向上させたり、同じ処理を複数のコアで同時に実行させることでミッションクリティカルなアプリケーションにおける冗長性を高める、といったことができるという。
スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア
関連ストーリー:
Amazon.com、独自にARMベースのプロセッサを開発。EC2で提供開始 2018年12月03日
CPUのSMT機能に関連した脆弱性が見つかる、SSL秘密鍵を盗む実証コードも公開 2018年11月07日
ArmとIntelやArduinoが提携、IoTプラットフォーム「Pelion」がx86やArduinoもサポートへ 2018年10月17日
ARM曰く「次世代プロセッサーでインテルを追い抜く」 2018年08月20日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク