広島と鹿島がACL出場、磐田がJ1参入プレーオフへ サッカーJ1最終節

2018年12月1日 17:47

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 1日、サッカーJ1最終節が各地で行われ、2位のサンフレッチェ広島と3位の鹿島アントラーズのACL出場が決まった。また前節まで13位のジュビロ磐田が16位に落ち、J1参入プレーオフ出場が決まった。

 サンフレッチェ広島はアウェイで4位のコンサドーレ札幌と対戦、2-2で引き分けた。
 前半3分、札幌はジェイからのボールをチャナティップが低いシュートを放ち、幸先よく先制する。さらに前半21分、GKが飛び出したところをジェイがロングシュートを決め2点を先行する。

 勝てば初のACL出場が決まる札幌であったが、前半39分、広島の馬渡和彰にクリアボールを決められ1点差とされる。そして後半6分、広島は柴崎晃誠がクロスをヘッドで合わせ同点に追い付いた。

 鹿島アントラーズはホームで15位のサガン鳥栖と対戦、0-0で引き分け3位を維持した。鳥栖は14位に順位を上げた。

 14位の湘南ベルマーレはアウェイで16位の名古屋グランパスと対戦、2-2で引き分けた。湘南は、前半19分に菊地俊介、前半37分に梅崎司のゴールで2点を先行する。しかし名古屋は後半22分と後半30分にPKを奪い、ジョーが2本とも同じコースにシュートを決め同点に追い付く。逆転したい名古屋は猛攻を仕掛けるもこのまま2-2の引き分けに終わった。結果、湘南は13位、名古屋は15位にそれぞれ順位を上げた。

 13位のジュビロ磐田はアウェイで川崎フロンターレと対戦、1-2で逆転負けを喫した。後半33分、磐田は松本昌也が右サイドの突破からのクロスを大久保嘉人がヘッドで合わせ先制する。後半38分、川崎は中村俊輔のCKを奈良竜樹がヘッドで合わせ同点に追い付く。そしてアディショナルタイムに家長昭博のクロスがオウンゴールを呼び込んで逆転に成功。結果、磐田が16位に転落することとなった。

 最終的に12位の横浜Fマリノスから16位ジュビロ磐田まで勝ち点41で並ぶ大激戦となったが、得失点差で大きく引き離されていた磐田が16位となり、土壇場で8日、J1参入プレーオフにてJ1残留をかけた戦いに臨むこととなった。

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