DSDV対応スマホ「Mayumi U1」発売 5.9インチ 世界36バンドに対応

2018年11月21日 11:27

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「Mayumi World Smartphone U1」(画像: テスプロ発表資料より)

「Mayumi World Smartphone U1」(画像: テスプロ発表資料より)[写真拡大]

 テスプロは、DSDV対応のSIMフリースマートフォン「Mayumi World Smartphone U1」(Mayumi U1)を12月より出荷する予定だ。10月31日より、同社のECサイト「越境ECさくらモール」やAmazonなどで予約受付を開始した。

 「Mayumi U1」は、2つのSIMを搭載して同時に待ち受けができ、両方の回線で4Gデータ通信とVoLTEによる音声通話がサポートされるデュアルSIM・デュアルVoLTE(DSDV)対応のSIMフリースマートフォンだ。高機能でありながらも、価格は税抜きで2万円台に抑えた。クラウドファンディングサイト「Makuake」で100万円を目標に支援を募集したところ、10倍以上の資金が集まった。

 ディスプレイは5.9インチ、解像度1520x720 HD+を搭載。スクリーン上部までディスプレイとするアスペクト比19:9の「ノッチスクリーン」を採用しているため、本体サイズは5.2インチ相当(縦:148.4mm、幅:71.4mm、厚さ:8.3mm)に収まり、大画面ながら片手でも操作できる。

 CPUはMediaTek製のHelio P23、オクタコアを採用。RAMに4GBを搭載し、本体の保存容量も64GBを備えている点は、他社の同価格帯のミドルレンジスマホの多くが3G/32GBである点と比べれば、アプリなどはよりスムーズに使用できそうだ。

 カメラはメインに12M+5Mのデュアルカメラを搭載し、クリアで高機能な撮影ができる。フロントカメラも16Mの高画素に加えて高解像度センサーを搭載しており、自撮りも美しい写真に仕上がる。さらには、他のスマホではあまりないシャッター音のon/off機能も搭載。フロントカメラは顔認証の機能も備えており、また、指紋認証は側面の電源ボタン上に配置しているため、ロック解除もしやすい。

 「Mayumi U1」の特徴の一つが、対応バンドの広さだ。国内主要3キャリア(auはVoLTEのみ)はもちろん、2G~4Gの世界36バンドに対応しており、海外旅行や出張でも活躍しそうだ。主要キャリアのかけ放題プランに、格安SIMのデータ通信を組み合わせた使い方も可能だ。

 また、前述の「Makuake」によるクラウドファンディング実施時に支援者から寄せられた意見も機能に反映している。その一つが、デフォルトアプリを極力省き、「余計なものを入れない素のAndroid」を採用したことだ。容量を存分に使いたい人にはうれしい点だろう。

 充電は超高速15Wワイヤレス充電に対応しているほか、USB Type-Cを採用し、ケーブル充電は高速18Wにより90分以内で満充電が完了する。Bluetoothのオーディオコーディックでは「LDAC」に対応しており、この価格帯では数少ないハイレゾ対応スマホでもある。付属品には、TPUケースも含まれる。

 カラーは、トワイライトカラーとカーボンファイバーの2色を用意。価格は29,800円(税抜)。「越境ECさくらモール」では、専用の保護フィルムやケースも販売している。

□仕様
OS: Android 8.1
ディスプレイ: 5.9型 19:9 HD+ ノッチディスプレイ
解像度: 1520x720 / HD+
カメラ: リア12MP+5MP / フロント16MP
バッテリー容量: 3250mAh / 9V2A超高速充電 / USB-C
ワイヤレス充電: 15Wワイヤレス充電対応
Bluetooth: Bluetooth 4.1 / Bluetooth HID / Audio codec: AAC, SBC, LDAC
Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n Wi-Fiダイレクト / Wi-Fiディスプレイ
NFC機能: 搭載
イヤホンジャック: 搭載
カラー: トワイライトカラー / カーボンファイバー
サイズ: 高さ:148.4mm 幅:71.4mm 厚さ:8.3mm
重量: 180g
パッケージリスト: 本体/USBケーブル/イジェクトピン/TPUケース/説明書

[PR]制作:財経新聞編集部

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