映画『ブラック・クランズマン』白人至上主義団体に潜入する黒人刑事を描いた実話

2018年11月5日 13:11

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記事提供元:ファッションプレス

 映画『ブラック・クランズマン』が2019年3月に全国の映画館で公開される。

■スパイク・リー監督が描く、白人至上主義団体と黒人刑事を巡るノンフィクション作品

 映画『ブラック・クランズマン』は、同名小説を映像化したノンフィクション作品。劇中では1979年に黒人刑事が過激な白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)に潜入捜査するという大胆不敵な事件が克明に描かれる。なお、監督にはアメリカの鬼才、スパイク・リーが抜擢された。

■主演はデンゼル・ワシントンの息子、ジョン・デヴィッド・ワシントン

 主演のロン・ストールワースを演じるのは名優デンゼル・ワシントンを実父にもつジョン・デヴィッド・ワシントン。『マルコムX』でスクリーンデビューし、奇しくも同じスパイク・リー監督作品の本作で主演を担当する。

■人気俳優、アダム・ドライバーが主人公の相棒役に

 そして、ロンの相棒であるフリップ・ジマーマンには『スター・ウォーズ フォースの覚醒』『パターソン』などに出演しているアダム・ドライバーをキャスティング。話題作へ多数出演する人気俳優の演技に注目が集まる。

■『セッション』『ゲット・アウト』の製作陣が集結

 また、製作には『セッション』のジェイソン・プラム、『ゲット・アウト』のジョーダン・ピールらが参加。アカデミー賞受賞経験のある人物たちが集結した、まさに盤石の布陣による演出も見逃せない。

■ストーリー

 1979年、アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署でロン・ストールワースは初の黒人刑事として採用される。署内の白人刑事から冷遇されるも捜査に燃えるロンは、新聞広告に掲載されていた過激な白人至上主義団体 KKK(クー・クラックス・クラン)のメンバー募集に電話をかけてしまう。自ら黒人でありながら電話で徹底的に黒人差別発言を繰り返し、入会の面接まで進んでしまう。問題は黒人のロンはKKKと対面することができないことだ。そこで同僚の白人刑事フリップ・ジマーマンに 白羽の矢が立つ。電話はロン、KKKとの直接対面はフリップが担当し、二人で1人の人物を演じることに。任務は過激派団体KKKの内部調査と行動を見張ること。果たして、型破りな刑事コンビは大胆不敵な潜入捜査を成し遂げることができるのか!?

 作品情報映画『ブラック・クランズマン』公開時期:2019年3月監督・脚本:スパイク・リー製作:スパイク・リー、ジェイソン・プラム、ジョーダン・ピール出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、アダム・ドライバー、ローラ・ハリアー、トファー・グレイス、アレック・ボールドウィンほか

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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