関連記事
米国、過去15年で地方の新聞1800紙超が消滅
記事提供元:スラド
米国では2004年以降で1800以上の新聞が廃刊になっているという。
米国では日本のような「全国紙」はほとんどなく、各地域向けに発行される地方紙が主流となっている。地方紙にはWall Street JournalやNew York Timesのような大手から零細企業によるものまで多数があるが、一方で新聞業界の苦境も報じられている。AFPによると、過去15年で米国で廃刊となった新聞は1800を超え、全米3143郡のうち半数では新聞が1紙しか発行されておらず、その1紙も発行部数の少ない週刊紙が多かったそうだ。また、200近い郡では地元紙が存在しなかったという。
また、最近ではトランプ政権が新聞で使われるカナダ産の紙に高関税を課す措置も実施され、これによるコスト増も問題となっている(産経新聞、朝日新聞)。
スラドのコメントを読む | ニュース | 論説
関連ストーリー:
紙媒体から撤退したNewsweek、来年に再度紙媒体を復活させる計画 2013年12月09日
ネット広告の総広告費、ついに新聞を抜く 2010年02月24日
新聞配達が無くなる日 2008年12月22日
テレビ局や新聞社が軒並み経営不振、マスメディアの将来はどうなる? 2008年12月02日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
関連キーワード