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公衆トイレでは和式トイレの需要が一定数あるか 二条城で利用状況調査
記事提供元:スラド
2018年2月、ウイングアーク1stとシブタニ、ロームの3社が京都市と協力して世界文化遺産である元離宮二条城に設置された公衆トイレの利用状況を収集・分析したそうだ。その結果の一部がウイングアーク1stの「データのじかん」ブログで公表されている。
データ収集は、公衆トイレの個室の鍵に設置されたセンサーを用いて行われた(使われた装置に関する過去記事)。その結果、「入り口付近の個室が利用されることが多い」という傾向か分かったそうだが、これだけでなく和式トイレの使用回数が予想外に多い、ということも分かったという。
女性トイレの場合、13の個室のうち3つが和式トイレで残りは洋式トイレだったが、いずれの和式トイレも2000回以上使われていたという。洋式トイレでもっとも使用回数が少なかった個室の使用数は1600回程度とのことで、「和式トイレだからといって使われない」というわけではないことが分かる。また和式トイレの使用回数は全体の使用回数の20.49%だったという。
また、来場者の4割ほどがトイレを使用したと推測されること、最も使用回数が多い個室と使用回数が少ない個室との使用回数の差は一日平均60.2回ほどなども分かったそうだ。
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