【銘柄フラッシュ】ぐるなびがインスタグラムとの提携を材料に急伸しカイオム・バイオは小野薬品のノーベル賞関連人気も加わりストップ高

2018年10月2日 16:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 10月2日は、フェリシモ<3396>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、第2四半期累計期間(18年3~8月)の業績見通しの増額修正が好感されて10.5%高となり2015年以来の高値を更新。

 2位はぐるなび<2440>(東1)の9.6%高となり、スマートフォンの写真・短時間動画共有サイト「Instagram(インスタグラム)」ト提携し、インスタグラムからレストランなどの予約が可能になるとの発表が注目され、一気に戻り高値を更新。

 3位は大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>(東1)の7.7%高となり、単結晶シリコンの原材料になる超高純度ポリシリコンの需要増加期待などが言われて7.7%高。

 アウンコンサルティング<2459>(東2)は16.1%高となり、中国の電子決済システム「アリペイ」「ウィーチャットペイ」の1次代理店で普及を促進しており、国慶節の大型連休中の海外旅行の人気トップが日本と伝えられて連想買いが広がったとの見方。

 カイオム・バイオサイエンス<4583>(東マ)はストップ高の29.5%高。小野薬品工業<4528>(東1)との業務受託契約を発表し、1日、ノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑・京大特別教授の研究成果が小野薬品の抗がん剤「オプジーボ」とされたためノーベル賞関連株と位置付けられて人気集中。ALBERT<3906>(東マ)は東京海上日動火災海上保険との提携が材料視されて19.9%高となり高値を更新。

 極東産機<6233>(JQS)は9月27日の新規上場から4売買日目になり、5年後に売上高2倍をめざすとの上場会見や、みそ汁抽出機が吉野家ホールディングス<9861>(東1)の「吉野家」全1200店でに採用された逸話などが言われて3日連続ストップ高の17.6%高。ポエック<9264>(JQS)は環境・防災機器などが好調のようで10月中旬に8月決算の発表を予定するため注目度が強まる様子で12.6%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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