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日産と近藤真彦主宰KONDO RACING、来季のモータースポーツ活動計画発表

来季、2019年の「ニュルブルクリンク24時間レース」に参戦する近藤真彦が率いるKONDO RACING、写真は参戦車両のNISSAN GT-R NISMO GT3 2018[写真拡大]
日産自動車とKONDO RACINGを運営するエムケイカンパニー(代表:近藤真彦)が、1日、2019年より新たに取り組むモータースポーツ活動について発表した。
それによるとKONDO RACINGは、2019年6月にドイツ・ニュルブルクリンクサーキットで開幕する「ニュルブルクリンク24時間レース」に参戦するという。
同時に同レーシングチームは、2019年シーズンからツーリングカーレース「SUPER GT」シリーズのGT300クラスに参戦し、日産グループの整備専門学校である「日産・自動車大学校」と合同プロジェクトを実施する。
毎年初夏に開催される「ニュルブルクリンク24時間レース」は、世界一過酷なサーキットといわれるコースで実施される耐久レース。
この参戦に伴い、全国の日産グループ販売会社で高性能車の整備を取り扱う「NISMOパフォーマンスセンター」のテカニカルスタッフをチームのメカニックとして採用・派遣する。このプロジェクトは、2019年~2021年の3カ年計画で行ない、来季の参戦車両は日産GT-R NISMO GT3 2018型だ。
また、KONDO RACINGは、2019年より国内最高峰のツーリングカーレースである「SUPER GT」シリーズのGT300クラスに同じくGT-R NISMO GT3で参戦し、日産・自動車大学校と合同プロジェクトを実施する。
全国に5校ある日産・自動車大学校を運営する学校法人日産学園は、2012年よりKONDO RACINGとともに「真のクルマ好き人財、組織に通用する人財の育成を、モータースポーツ活動を通じて実現していく」との目的で、国内の耐久レース「スーパー耐久」シリーズにNISSAN GT-R NISMO GT3で参戦してした。これまでの7年間で、約,000人の学生がメカニックのサポートやレース運営などに参画、応援活動の8000人の学生を加えて約1万人が本プロジェクトに参加した。そして2016年には初のシリーズチャンピオンに輝いた。
この活動をさらに強化するため、新たに結成するGT300 のチームには、日産・自動車大学校の学生だけでなく、全国の日産自動車販売会社のテクニカルスタッフもメカニックとして参加する。
なお、両プロジェクには、日産自動車のモータースポーツ活動を担うニッサン・モータースポーツ・インターナショナルが技術支援を行なう。
日産とKONDO RACINGは、共に新たな挑戦を通して、学生や販売会社のテクニカルスタッフが、レースという部隊でキャリアアップに繋がる人財の育成に取り組むとしている。(編集担当:吉田恒)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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