映画『クレイジー・リッチ!』独身女性の葛藤と成長を描くシンデレラストーリー

2018年9月25日 08:38

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記事提供元:ファッションプレス

 映画『クレイジー・リッチ!』が、2018年9月28日(金)より新宿ピカデリー他ロードショー。

■ハリウッド25年ぶりオール・アジアン・キャストで挑む“全女子共感”のシンデレラストーリー

 『クレイジー・リッチ!』は、シンガポールを舞台に恋人とそのセレブ一族との間で揺れる独身女性の葛藤と成長を描くシンデレラストーリー。原作は、世界17カ国で出版され、女性の心を掴んだベストセラー小説だ。映画化にあたっては、『ジョイ・ラック・クラブ』以来ハリウッド映画として25年ぶりのオール・アジアン・キャストで挑んだこともあり、公開前から大きな話題を呼んでいた。

 公開されるやいなや、全米初登場1位を獲得し、その後驚異の3週連続第1位を達成。総興行収入は、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』『ジュラシック・ワールド/炎の王国』『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』などの大作を上回っている。その大ヒットを受け、日本でも満を持して公開されることとなった。

■あらすじ

 生粋のニューヨーカー、レイチェル・チュウ(コンスタンス・ウー)は、長年の恋人ニック・ヤン(ヘンリー・ゴールディング)が親友の結婚式に出席するというので、一緒にシンガポールへ向かう。初めてのアジア旅行に胸を躍らせながらも、それまでニックが家族の話を避けているように感じていたレイチェルは、彼の家族に会うことにとても緊張していた。出発当日、空港で案内された先はファーストクラス……なんとニックは、かの国でもとりわけ裕福な一族の御曹司であるだけでなく、社交界の女性たちから超人気の独身男のひとりでもあったのだ。

 そんなニックの恋人として現れたレイチェルには、嫉妬深いお嬢さまたちからのキツーい視線が突き刺さる。さらに悪いことに、ふたりの交際をよく思わないニックの母親(ミシェル・ヨー)が仲を裂こうと画策し始める。そんななか明らかになってくるのは、お金で愛は買えないが、お金の存在は物事を断然複雑にするということだった…。

■ラグジュアリーなファッションも見どころ

 豪華絢爛のセレブリティの世界の中、同じくラグジュアリーなファッションも注目したいポイントだ。

 特に印象的なのが、主人公レイチェルが結婚式で着用した海外セレブ御用達ブランド・マルケッサ(Marchesa)の水色のシフォンドレス。首周りや腰にバラのコサージュが飾られた、小柄のレイチェルでも存在感抜群のスタイルとなっている。

 また、レイチェルがニックの家族と餃子作りに参加する際に着用している花柄のワンピースは、ジャンバティスタ ヴァリ(GiAMBATTiSTA VALLi)のものだ。

 御曹司であるニックの家族は、ゴージャスなドレスの数々で身を包んだ。ニックの従姉妹でアジア中の憧れの的、才色兼備のセレブ・アストリッドはフェミニンなディオール(Dior)のワンピースを着用。そして、ニックの母親・エレノアは、その貫禄にふさわしく、ヴァレンティノ(VALENTINO)や、王室・大富豪御用達ブランドのエリーサーブなど錚々たるブランドのドレスを身に着けている。

■作品詳細

 『クレイジー・リッチ!』公開日:2018年9月28日(金)より新宿ピカデリー他ロードショー監督:ジョン・M・チュウ『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』原作:ケビン・クワン著「クレイジー・リッチ・アジアンズ」(竹書房)出演:コンスタンス・ウー、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ヨー、オークワフィナ、ソノヤ・ミズノほか配給:ワーナー・ブラザース映画宣伝:スキップ2018年/アメリカ/カラー/シネマスコープ/英語/121分/原題:Crazy Rich Asians

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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