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女性の高齢者人口、初めて2,000万人を超える
9月17日の敬老の日にちなみ、総務省統計局が統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)のすがたについてまとめている(統計トピックスNo.113)。
9月15日現在の推計値では女性の高齢者人口が前年から24万人増加して2,012万人となり、初めて2,000万人を超えた。男性の高齢者人口は20万人増の1,545万人、男女合計では44万人増の3,557万人となっている。65歳以上では女性が男性よりも467万人多く、人口性比(女性100人に対する男性の数)は76.8となる。一方、15歳未満では104.9、15~64歳では102.4と男性の方が多い。
総人口は27万人減の1億2,642万人となっており、総人口に占める高齢者人口の割合は0.4ポイント増の28.1%。男女別では男性の25.1%、女性の31.0%を高齢者が占め、男性は4人に1人が高齢者となっている。70歳以上の人口は前年から100万人増の2,618万人。総人口に占める割合も0.8ポイント増の20.7%となり、初めて20%を超えた。
高齢者の就業者数は14年連続で増加しており、2017年は過去最多の807万人、就業者総数に占める高齢者の割合も過去最高の12.4%となっている。2017年10月1日現在の高齢者の有業率(普段働いている人の割合)は24.4%で、男性は長野県と山梨県が41.6%で最も高く、女性も長野県と山梨県が21.6%と最も高い。介護をしている高齢者(197万2千人)では有業率が25.2%となっている。高齢雇用者の74.4%は非正規の職員・従業員で、「自分の都合のよい時間に働きたいから」という理由が最も多いとのこと。
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