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アニメ映画「GODZILLA」最終章『星を喰う者』本ビジュアル公開 宿敵ギドラも
公開された本ビジュアル。(c) 2018 TOHO CO., LTD.[写真拡大]
■虚淵氏による「GODZILLA」シリーズ、ついに完結
2017年11月17日に第1部である「GODZILLA 怪獣惑星」が公開されたアニメ映画「GODZILLA」は3部構成となっており、2018年11月9日に最終章となる「GODZILLA 星を喰う者」が公開を控えている。9月14日にはキービジュアルも公開され、2部「GODZILLA 決戦機動増殖都市」のラストで放たれた衝撃の怪獣「ギドラ」の姿も写っている
アニメ映画の「GODZILLA」において脚本を担当するのは「魔法少女まどか☆マギカ」や「PSYCHO-PASS サイコパス」などで知られる虚淵玄氏。さらに、SF大作「シドニアの騎士 第九惑星戦役」で独自のSF世界を見事に表現した瀬下寛之氏が監督を担当。双方の世界観が見事にマッチしたストーリーと映画なだけに、3部への期待も自然と高まる。
■アニメ版「GODZILLA」とは
人類の前に突如として現れた巨大な怪獣「ゴジラ」の猛威により、人類は地球上で暮らすことができないと判断。そこで、地球連合政府管理下の人工知能によって選ばれた人間が恒星間移民船に乗り込み、生活できる惑星への移民計画が始まった。しかし、その計画も失敗してしまい、彼らは再び地球へ戻ることになるのだった。
その作戦の中心人物となったのが、ハルオだった。ハルオはゴジラによって身内を殺された恨みを抱いており、以前から地球に戻りゴジラへの復讐を企てていた。地球帰還へのチャンスを手に入れることで、同じく帰還を考えていたメトフィエスと共に地球降下作戦を行う。
長年の月日が流れることで地球は完全にゴジラ中心の生態系へ変化しており、周りの動物もゴジラに対応できるように変化していた。それでも人員と技術を集結させることでゴジラを倒すのだが、それはゴジラの亜種でしかなく、人類を滅ぼした「ゴジラ・アース」はさらに強大な力を手に入れていた。
■2部で「メカゴジラ」の姿はでなかったが、今回ギドラは?
2部では、「ゴジラ・アース」を倒すため、人類が地球に残してきた「ナノメタル」によってできた「メカゴジラシティ」にて迎え撃つ姿が描かれた。ゴジラファンからするとメカゴジラの出現を期待したところだったが、本編ではその姿を拝むことはできなかった。
もちろん、虚淵氏による練られた展開や瀬下監督によるメカアクションは秀逸であったが、やはりファンからすると残念なところはある。しかし、3部のキービジュアルでは「ギドラ」の姿もあるため、今回はゴジラとギドラの戦闘を楽しむことができそうだ。
「GODZILLA 星を喰う者」は2018年11月に全国の映画館にて公開予定。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る)
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