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楽天、ウォルマートと共に米国で電子書籍サービスを開始
楽天は22日、米ウォルマートと共同で、アメリカにおける電子書籍サービス「Walmart eBooks by Rakuten Kobo」の提供を同日より開始したと発表した。サービスでは、600万作品以上の電子書籍、オーディオブックのコンテンツを提供する。
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電子書籍と実店舗の連携ということで具体的にはどうするのかという問題だが、このサービスのコンテンツは、「ウォルマート」と「楽天Kobo」の両ブランドを冠した無料アプリ(iOS、Android)や、ウォルマートの一部実店舗、また「Walmart.com」で販売される「楽天Kobo」の電子書籍リーダーで楽しむことができるという。このリーダーは、米国の実店舗ではウォルマートでの独占販売となる。
コンテンツは、ウォルマートの米国版ウェブサイトで購入でき、オーディオブックに関しては、月額9.99ドルのサブスクリプションも新たに用意した。
Koboであるが、Kobo社が提供している「楽天Kobo」というサービスである。世界約190カ国、地域で展開される世界有数の電子書籍サービスであり、小説や漫画、雑誌など世界で600万冊、日本語では50万冊のコンテンツを提供している。E Inkを採用した電子書籍リーダーがメインではあるが、Android、iOS向けの無料アプリ、パソコン向けデスクトップアプリもあり、様々な端末で電子書籍を楽しむことができる。サービスの開始は2012年7月19日。
ウォルマートは世界27カ国において55の屋号で1万1,200以上の小売店舗、そしてEコマースサイトを運営しており、利用者の数は毎週のべで2億6,500万人にのぼる。2018年度には約5,003億ドルの売り上げ高を記録し、全世界で220万人以上のアソシエイトを雇用しているという。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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