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Sony、Android 9 PieがXperiaにロールアウトするまでをインフォグラフィックで解説
headless曰く、 Sony MobileがブログでXperiaデバイスへのAndroid 9 Pieロールアウト計画を公表するとともに、新しいバージョンのAndroidがXperiaにロールアウトされるまでの流れをインフォグラフィックで解説している(Sony Mobile Blog、The Verge、Neowinの記事[1]、記事[2])。
まず、プレミアムレンジのモデルXperia XZ2/XZ2 Premium/XZ2 Compact/XZ Premium/XZ1/XZ1 Compactには11月のロールアウトを計画。Xperia XA2/XA2 Ultra/XA2 Plusは2019年初めのロールアウトを計画しているとのこと。ただし、市場やキャリアによっては提供時期や提供の有無が異なることもある。
Sonyによれば、Android新バージョンがXperiaデバイスへロールアウトするまでの流れは以下のようなものだ。
Android新バージョンのリリース数週間前にGoogleからPlatform Development Kit(PDK)が送られてくる
Android新バージョンがリリースされたら、移植作業を開始
HALの開発。SonyはQualcommのコンポーネントをそのまま使うわけではないので、独自の開発が必要
通話やSMS、インターネット接続などスマートフォンの基本機能を実装
カスタムUIや標準アプリの強化、Sony独自アプリなどを追加
社内でのテストを開始
研究室でのテストに並行して社外ユーザーからのフィードバックを受け、安定性や電力に注力したテストを進める
Wi-FiやBluetoothが技術標準に準拠していることを確認。この段階ではすべてのデバイスでの品質とパフォーマンスが最優先課題となる
キャリアパートナーに動作確認を依頼
規制当局の認証やキャリアの許可を受け、Xperiaデバイスにロールアウト開始
ロールアウト後はマイナーアップデートを計画するため、サポートフォーラムやソーシャルメディアからユーザーのフィードバック収集を継続
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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