J1リーグ第23節首位攻防戦、2位川崎が首位広島に逆転勝ち 

2018年8月20日 08:13

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 19日、JリーグJ1第23節で首位のサンフレッチェ広島がホームで2位の川崎フロンターレと対戦、1-2で敗れた。この結果、勝ち点差9点あった2位の川崎がその差を6点に縮めた。川崎は消化試合数も1試合少ないため、ここに来て遠かった首位が視界に入って来た。

 前半は首位攻防戦らしく一進一退の攻め合いが続いたが、両チームとも守備の安定さも見せつける展開となり無得点で終える。後半11分、広島は柴崎晃誠が右サイド奥でボールをキープ、クロスを送るとタイミング良く入って来たパトリックがヘッドで合わせゴール隅に先制する。後半18分、川崎はエウシーニョが縦パスに反応してDFの裏に抜け出し、右サイド奥からダイレクトでクロスを送る。これを走り込んだ小林悠が足で合わせて同点とする。

 後半31分、川崎は家長昭博がPA右に抜け出しクロスを送ると、カバーに入ったDFの手に当たりPKを得る。これを小林がGKの手を弾き飛ばす強烈なシュートで決め2-1と逆転に成功する。広島はパトリックにボールを集め追い付こうとするも、ここから勢い付いた川崎の守備をこじ開けるには至らなかった。

 また、イニエスタの加入したヴィッセル神戸は、アウェイで湘南ベルマーレと対戦、2-0で快勝した。注目のイニエスタは3試合連続ゴールはならなかったが、先制点の起点となるミドルパスを入れるなど勝利に貢献した。

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