概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は反発、インフレ率の落ち着きが追加利上げ懸念

2018年8月15日 11:22

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記事提供元:フィスコ


*11:22JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は反発、インフレ率の落ち着きが追加利上げ懸念
【ブラジル】ボベスパ指数 78602.11 +1.43%
14日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1105.66ポイント高(+1.43%)の78602.11で取引を終えた。77498.61から78741.69まで上昇した。

終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。トルコの通貨危機への懸念がやや緩和していることが支援材料。また、最近の下落で値ごろ感も強い。一方、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となった。

【ロシア】MICEX指数 2282.88 -0.12%
14日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比2.73ポイント安(-0.12%)の2282.88で取引を終了した。2305.88から2268.92まで下落した。

買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が嫌気され、資源セクターに売りが広がった。一方、指数の下値は限定的。通貨ルーブルの上昇が指数をサポートした。また、トルコへの懸念がやや緩和されていることも好感された。

【インド】SENSEX指数 37852.00 +0.55%
14日のインドSENSEX指数は反発。前日比207.10ポイント高(+0.55%)の37852.00、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同79.35ポイント高(+0.70%)の11435.10で取引を終えた。

終始プラス圏で推移し、後半は上げ幅を拡大させた。インフレ率の落ち着きが追加利上げ懸念を後退させた。7月の小売業界のインフレ率は前月の4.92%から4.17%まで鈍化し、9カ月ぶりの低水準を記録した。また、一部商品の物品・サービス税(GST)適用率が引き下げられたため、今後のインフレ率が一段と低下すると予測されている。

【中国本土】上海総合指数 2780.96 -0.18%
14日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.91ポイント安(-0.18%)の2780.96ポイントと続落した。

人民元安の進行が重し。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、対米ドルの人民元レートを4営業日連続で元安方向に設定した。上海外国為替市場では元安が止まらず、約1年3カ月ぶりの水準で推移している。資金流出の警戒感も強まる状況だ。なお、取引時間中に公表された小売売上高や鉱工業生産額など今年7月の各種経済指標は、総じて予想を下回る結果となっている。ただ、景気減速はこれまでの下落に織り込んでいるとの見方もあり、下げ幅は限定された。大引けにかけては下げ幅をやや縮小している。《FA》

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