前田敦子主演・黒沢清最新映画『旅のおわり、世界のはじまり』

　黒沢清監督の最新映画『旅のおわり、世界のはじまり』が、2019年全国ロードショー。

　映画『散歩する侵略者』でも話題となった黒沢清監督の最新作は、オリジナル作品。ウズベキスタンとの国交樹立25周年、そして同地のオペラハウス、ナボイ劇場の完成70周年を記念した両国の国際共同製作作品だ。

　主演は、前田敦子に決定した。前田演じる女性レポーター・葉子は、日本のテレビバラエティ番組のクルーと共に取材のためにウズベキスタンを訪れる。葉子が現地のコーディネーターや異文化の人々との交流によって新しい世界を開き、成長していく姿を描いている。

　前田は、本作が長編映画で海外オールロケの初挑戦となる。前田を長く見てきたプロデューサー・秋元康が「前田敦子を東アジアでもなく欧米でもなく、その間あたりの日本から近いようで遠い文化に置くと、彼女の個性がとりわけ際立つのではないでしょうか」と述べているように、黒沢も前田の個性を見抜き、主役には彼女しかいないと彼女を大抜擢した。異国の地が引き出す、普段見せない彼女の表情に注目だ。

【詳細】
映画『旅のおわり、世界のはじまり』
公開時期：2019年 全国ロードショー
監督・脚本：黒沢清
主演：前田敦子
配給・宣伝：東京テアトル
（C）2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会