株式や仮想通貨の高度なアルゴリズムを無料で作成し、シェアが可能な資産運用プラットフォームサービスのα版リリース

2018年6月27日 10:58

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記事提供元:フィスコ


*10:58JST 株式や仮想通貨の高度なアルゴリズムを無料で作成し、シェアが可能な資産運用プラットフォームサービスのα版リリース

株式会社efitは、株式や仮想通貨の投資ロボット作成や共有ができる、資産運用のCtoCプラットフォーム「QUOREA」のα版をリリースした。
「QUOREA」の由来は、QualityOfRevenueAssociate(質の高い利益を共有する投資プラットフォーム)で、金融機関を通さずに、より良い投資ができるようになるプラットフォームを実現するために開発を進めている。
efitは、シードラウンドで2017年12月、KLabVenturePartnersと個人投資家などを引受先とする総額数千万円の第三者割当増資を行ったことで、「QUOREA」のα版を正式にリリースできた。
一般的に、資産運用では、ヘッジファンドが行うクオンツを利用する高度な取引ができるのは、ごく一部の投資家や富裕層である。投資が初めての方には、そこら辺に転がっているような投資手段ま、感覚に頼った投資しかできず、効率の高い運用がなかなか実現できないという悩みがある。
「QUOREA」を利用すれば、クオンツの運用や自動でテクニカルトレードを行うアルゴリズム(以下、投資ロボット)を、WEB上で無料作成できるようになる。それによって、トレーダー(投資上級者)が抱えるアルゴリズム生成や検証のための「労力」を解消できる。
作成された投資ロボットは、プラットフォーム上で公開されるので、たとえば初心者でも、アンケートに回答するだけで、自分に最適な投資ロボットを見つけられる。そのうえで、もリスクのない売買シミュレーションが行えて、実際にトレードをする段階になったら、利用量を払いさえすれば、売買アドバイスを受け取ることができて、初心者でも高度な取引が簡単にできるようになる。
投資ロボットは、自動売買もできるので(7月上旬公開予定)、熟練トレーダーでも初心者でも、両社が抱える「発注の手間」や「価格変動による精神的負担」を解消できる。

□今後の展望
1.ロボット作成者に対し、利用者の利益に応じた金銭のインセンティブ付与
2.投資ロボットをAIで自動改良
2018年7月下旬から、「利用料キャッシュバックキャンペーン」を実施する。最大1万円をキャッシュバックし、無料で利用できるようになる。


【ニュース提供・エムトレ】《HT》

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