関連記事
米政府、合成生物学の進歩で生物兵器対策の準備が必要と判断
記事提供元:スラド
taraiok曰く、 合成生物学の急速な発展により、新世代の生物兵器のリスクが高まっているという(The Guardian、Slashdot)。
米国防総省の要請で国立科学アカデミーがまとめた報告書によると、合成生物学の進歩によって有害な細菌をより致命的なものにしたり、一般的な微生物を改変して体内に入った段階で致死毒素を生成する、といったような生物兵器を作り出すことが可能になっているそうだ。
20年以上前、ニューヨークのストーニーブルック大学の遺伝学者Eckard Wimmer氏は、試験管の中でポリオウイルスを再現し、合成生物学のリスクを具体的に示した。今年の初めにはナダと米国の共同研究チームが天然痘の近縁種である馬痘ウイルスを作成した。今日、ほとんどすべての哺乳動物ウイルスのDNAはオンラインで検索でき、ツールと専門知識があれば合成できるという。
スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | セキュリティ | バイオテック
関連ストーリー:
米国、バイオテロに備え最後の天然痘ウィルスを保存 2011年05月20日
天然痘の保存継続を決定 2002年01月18日
防衛のための細菌兵器 2001年09月05日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- ロシア、ウクライナに対して北朝鮮供与の弾道ミサイル使用か 1/10 10:14
- ナゴルノ・カラバフの「アルツァフ共和国」が消滅 10/ 3 08:33
- デンマークとオランダ、ウクライナへのF-16供与を正式発表 8/22 17:21
- ウクライナで徴兵事務所の汚職が暴露 全州の軍事委員会責任者が解任 8/17 08:21
- 露前大統領、最初に核兵器を使用する可能性示唆 ウクライナ戦にT-14投入の報道 4/29 16:39