鹿島、上海上港に1-2で敗れるもACLベスト8進出

2018年5月16日 23:23

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 16日、サッカーのACL(アジアチャンピオンズリーグ)ラウンド16第2戦が行われ、鹿島アントラーズが上海上港とアウェイで対戦した。第1戦をホームで3-1で勝利している鹿島は第2戦を1-2で敗れるも、2試合トータル4-3でべスト8進出を決めた。鹿島は序盤に先制点を奪われるも劣勢とはならず前半のうちに同点に追い付くが、後半に上海上港が1点を追加しこの試合は1-2で敗れた。

 鹿島は第1戦の結果から第2戦は1点差の負けでも勝利、2点差でも0-2であれば敗退だが、1点取れば延長戦、2点取れば勝利の条件だった。一方、上海上港は劣勢を跳ね返すべく序盤から得点を奪いに仕掛けて来た。

 前半7分、上海上港はオスカルのFKがDFに当たってこぼれたところをフッキがすかさず押し込んで先制する。この試合、1点を奪えばかなり有利となる鹿島は積極的に攻め、前半30分には金崎夢生がGKと1対1のチャンスも作るが惜しくもゴールを外れる。追加点が必要な上海上港も攻撃を仕掛けようとする激しい展開となる。前半43分、鹿島は鈴木優磨からのショートパスを受けた安西幸輝がダイレクトでクロスを出すと走り込んだ土居聖真がヒールで合わせ同点とする。

 後半は貴重な1点を奪っている鹿島が、このまま粘り強く時間を進める試合運びに。上海上港はPA内にロングボールを放り込んではチャンスも得るが、なかなかゴールには繋がらない。しかし後半34分、リーションロンのシュートがDFの手に当たりPKを得ると、フッキがこれを低いボールで決め2-1と1点差をつける。もう1点が欲しかった上海上港であったが、このまま終了した。

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