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乃木坂46 真夏の全国ツアーがパワーアップ!
乃木坂46恒例の「真夏の全国ツアー」の概要が発表された。
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今年は、これまでのホールレベルだった会場を全部スタジアム規模にして、ツアーだけで35万人の動員を見込んでいる。
7月21、22日 福岡ヤフオクドーム
8月4.5日 大阪 ヤンマースタジアム長居
8月26,27日 愛知 ナゴヤドーム
9月1,2日 宮城 ひとめぼれスタジアム宮城
と、4会場、8公演で346,000人、ここに7月6・7・8日の三日間は、例年なら2月に行われるバースデイライブを東京神宮球場に加え、隣接する秩父宮ラグビー場を同時使用するという異例の規模で開催するということで、合わせると50万をこえる大規模ツアーとなる。
これまで、間近で応援できたガイシホール(名古屋)やゼビオアリーナ(仙台)ではないのが寂しいが、落選が相次ぎ、転売屋の温床ともなっていたことを考えると、多少なりとも合理的な選択となるだろうと思われる。
武道館から神宮球場、そして東京ドームと、首都圏では会場がどんどん大型化している乃木坂だが、福岡・愛知・仙台がどの程度の競争率になるのかは見どころと言える。
しかしながら、これまでの乃木坂の顔であった生駒里奈をはじめ、橋本奈々未や深川麻衣、中元日芽香といったメンバーが卒業してもなお、これだけの会場を使うのは、それだけ乃木坂の運営は動員に自信があるということだろう。
ここでは以前から、乃木坂メンバーの礼儀や立ち振る舞いが共演者や製作スタッフといった層から絶賛されていることを報じてきたが、その評判が徐々に一般のライト層にもじわじわと広がってきている。
先日、初めて乃木坂メンバー全員(アンダー含む)で出演した、テレビ朝日ミュージックステーションにおいて、ファンではない一般見学者から、「収録後も深々と頭を下げていて好印象だった」という書き込みがあったり、ヤフオクドームでのソフトバンクvsファイターズ戦で始球式をした衛藤美彩に対して、「グラウンド、スタンドにきちんとお辞儀をして、投球もノーバンでストライク。投げ終わったあとも喜びながらもきちんと挨拶をしていてよかった」と絶賛の声が野球ファンからあがっている。
また、生駒里奈卒業がワイドショーやニュースでかなり好意的にとりあげられたことも、一般層からの評価につながっているようだ。
さらにもう一つ、運営が大規模なスタジアム開催に踏み切ったのは、ファンにとって、「今」の乃木坂を見る機会が減ってきたこともあるのではと思っている。これまで乃木坂は、2月のバースデーライブ、夏休みの全国ツアー、そして冬のクリスマスライブを柱に、アンダーライブやフェス、特別なライブなどを織り込んできた。
しかし、バースデーライブは全国ツアーに統合するような形になり、昨年はクリスマスライブも開催されなかった。全体ライブの回数はどうしても減少傾向にあり、さらにメンバーの年齢を考えても、いつまでこの体制でいられるかはわからない。つまり、1回1回のライブが、非常に貴重な機会になっていることを感じずにはいられないのだ。
もちろん、3期生は順調に人気を伸ばし、世代交代に成功しそうな雰囲気は、アイドルグループの中でもトップレベルに感じる乃木坂ではあるのだが、少しでも多くの人に彼女たちのライブを見せたいという意気込みを感じるのは記者の欲目であろうか?(記事:潜水亭沈没・記事一覧を見る)
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