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Android Pのベータプログラム、対応端末が大幅に増加
Googleは8日、次期Android「P」のベータプログラムを開始した(Android Developers Blogの記事[1]、The Keywordブログの記事)。
Android Pのベータプログラムでは、Android 8.0 Oreoで導入されたAndroid OSフレームワークとベンダー実装部分を分離する Trebleにより、対応機種が大幅に増加している。そのため、Android P Beta(DP2)はGoogle Pixel/Pixel XL/Pixel 2/Pixel 2 XLに加え、Sony Xperia XZ2 や Xiaomi Mi Mix 2S、Nokia 7 Plus、Oppo R15 Pro、Vivo X21/X21UD、Essential PH‑1の計11機種で利用可能だ。昨年までにすべてAndroidバージョンアップデートの提供保証期限が終了したNexusデバイスは対応機種に含まれていない。
ベータ版の主な新機能は、機械学習によりアプリのバッテリー使用効率を向上させる Adaptive Batteryやユーザーによる画面の明るさ調整を学習する Adaptive Brightness、ユーザーのニーズにあったアプリを推奨する App Actions、新しいシステムナビゲーション、さまざまな生体認証センサーをアプリから容易に利用できる BiometricPrompt APIなど。テキストの内容から日付や旅客機の便名などに分類する TextClassifier APIは機械学習により改良されており、テキストの分類内容に応じて自動でリンクを作成する Linkify APIも強化されている。
また、Android Studio 3.2 Canaryや、旧バージョンのAndroidと互換性を保ちつつ新機能を容易に使用できるようにし、アプリ開発を高速化するAndroid Jetpackの提供も始まっている(Android Developers Blogの記事[2]、[3])。
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