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日産と三菱自、関東のアクセサリー&補修部品の倉庫・配送業務で協働
今後、三菱自と共同利用する日産の神奈川県相模原市麻溝台にある自動車補修部品倉庫「相模原部品センター」[写真拡大]
日産自動車と三菱自動車は、神奈川県相模原市にある日産の自動車補修部品倉庫「相模原部品センター」および同倉庫から関東地方に広がる配送ネットワークを、2018年10月から共同利用する計画を発表した。同部品センターの所在地は、東名高速に近い、神奈川県相模原市麻溝台の35.5万平方メートルの敷地にあり、1972年4月から稼働している物流センターだ。
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今回の取り組みは、2016年10月に三菱自動車が日産とルノーによるアライアンスに参画したことに基づくもので、アフターセールス機能統合の一環だ。
現在、三菱自動車は関東地方に大規模な自社の補修部品倉庫を所有しておらず、今回の計画では、相模原部品センターに三菱自動車ユーザー向けのアクセサリーを含む補修部品が、新たに3万点以上格納され、補修部品の配送において、日産・三菱の一部共同配送も始める。
受注から配送までの時間を短縮することで、関東地方を中心に三菱自動車のユーザーを対象としたアフターサービスの品質向上を目指す。
また、日産と三菱自動車は、この取り組みを通じ、スペースの有効利用や庫内作業および配送業務の効率化による両社へのシナジーの創出を図る。三菱自動車には日産の既存の物流インフラを活用することによるコスト低減効果、日産には自社の物流インフラをこれまで以上に有効活用することによる効率化や共同配送によるコスト低減が期待されている。(編集担当:吉田恒)
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